竹田空き家リノベーション。
全国で空き家が増え続けていますが、私の家族は、その空き家をすでに2軒所有してます。そのうちの1軒。こちらの空き家。
築150年らしいです。
竹田市という街は、私の住む大分市内から、1時間程度。
竹田は屈指の過疎の街で、ある意味、高齢化の社会においては、日本の最先端な場所です。
この家を取り壊すという話が、親戚、家族内で出てきたことがきっかけで、なんか、壊すのは違う、、と思い、使ってみることに。
この話が、1年半前で、昨年、使ってみたところです。
|昨年の動き(空き家を使ってみた)
何とか活用方法がないかと昨年からそこの街の人と話していると、街に増え続けている空き家、空き店舗を、作品展示スペースにして、街を散策しながら、アートを楽しむアートイベント(竹田アートカルチャー)をするというオレクトロニカさんや、三桁の草刈さんに出会い、私も流れで、作家としても参加させていただくことに。
その時、草刈さんや、オレクトロニカのお二人、中村さんに、空き家の片付けやら、かなりお世話になりました。空き家の家財道具の片付けって大変なんです。
昨年、私もこのイベントで、空き家に作品を展示することになり、祖母が台湾人であったため、一度も行ったことがなかった自分のルーツである台湾への一人旅を決行。
空き家にあった祖父母の昔のアルバムにある台湾の写真と、この家のルーツを知る台湾への旅の写真を展示しました。
あと、アートカルチャーのイベント期間中、食の空間がないので、家カフェの経験を活かして、ヨシダキミコさんと、街の古いパチンコ屋さんを改装して、アトリエにしている中村さんの工房を借りて、一日カフェ化。
街歩きをされる方のランチスペースとして、利用していただきました。
普段、人気のない街にひとがいるだけで、面白い絵に感じる、、
なかなか面白い取り組みで、街の可能性も垣間見ました。
そして、緩やかな時間の流れと、人の緩やかなつながりが、なんだか、楽しかったのです。
町自体、城下町で、観光地でもなく、なにも手を加えれていないコンパクトな街なんですが、そこの魅力にアーティストが移住してきていることも分かりました。
私が小さかったころから、ほとんどなにも手を付けられていないところが魅力な感じです。
そんな町に、魅力を感じている人たちが、少しずつですが、動き出しています。
|これからの空き家のリノベについて
そんな経緯があり、空き家と竹田の町の魅力も分かってきたところです。
私が住む大分市から1時間程度郊外の竹田という町で、週末を過ごす空間を作るのも面白いのでは、と最近思っています。
ヨーロッパだと週末は、ゆっくり郊外で過ごす習慣もありますよね。
そんなスタイルの実践をしてみたいなと。竹田(郊外)で過ごす週末スタイルを発信したいと思っています。
アトリエカフェな感じで、ざっくりイメージしてますが、あまり、最初から固めずに作る流れの中で、竹田を感じながら、場所のイメージも固めて行きたいと思います。
さて、どんな場所になるやら。
今月から、改修に入ってます。
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